講習会のお知らせ
合気錬体会総本部
第二代総師範 有満庄司(アリミツショウジ)
aiki-rentai@777.nifty.jp
★大東流合気柔術合気指南講習会
全ての技芸は弛緩力(勁力・呼吸力)の感覚を体験することから始まります!
◎合気錬体会総本部 大東流合気柔術合気指南講習会は、基本的に毎月3〜4回、日曜日に行います。
公開ですので一般の方(武術未経験者、他流他派の方)も参加可能です。
吉丸慶雪先生が故佐川幸義先生60歳〜75歳の合気を解明し、その合気を私有満が取得したということを、今まで佐川派公開講習会を開催することで証明してきました。そして日本全国から(海外からも)多数の方に御参加いただきました。
本当にありがとうございました。
現在、合気錬体会総本部は合気指南講習会を開催中です。
本来、合気というのは力や体格に勝る相手に頑張られたら思うように技を掛けることが出来なかったことを武田惣角先生が「力を抜く」という逆転の発想でどのような相手に対しても自由自在に技を施せるように体現したものです。
ですから自分より力が強い相手に対して、大東流では合気で相手の力を無効化して技をかけます。
だから大東流は合気柔術というのです。
しかし口では簡単に「無力化」などと言えますが、柔術の極意とも言える技術であり、体現は簡単ではありません。
佐川幸義先生口伝 昭和45年1月9日 1.柔術は武術の母と言われ、その柔術の極意が合気である。 |
それに大東流の合気は柔術技法と不可分です。最低限、大東流の基礎技法を知らなければ、合気修得は夢のまた夢です。
ですから合気錬体会総本部では講習会において、大東流の一ヶ条、二ヶ条、三ヶ条の技法を主に使って合気指南を行なっています。
現在、参加者の中には熱心な方も出てきておりますので、そういう方には、さらに上の技法なども指導し取得していただくことになります。
私も講師として少しずつレベルアップしてきています。以前よりは解説上手になったようですので、難しかった点も理解しやすく説明できるようになったと思います。
それに何事も体験するということが大事です。
大東流は様々な武術に共通する術理を有していますので、合気道はもちろん、他武術や格闘技の経験者の方も参考になる点は多々あると思います。
合気錬体会では武術好きを募集していますから、興味のある方は、ぜひ、御参加ください。
◎合気錬体会総本部講習会 大東流合気柔術合気指南講習会 弛緩力(絶対に力まない伸筋制御運動)を根幹とする 大東流合気柔術を基本から指導いたします。 講習内容
講習会はホームビデオにて撮影しております。 ご承知下さい。
日時 ○令和06年09月29日(日) 午後3時00分〜5時00分(第2会場) ○令和06年10月06日(日) 午後6時00分〜8時00分(笹塚会場) ★会場ご注意!不明な方はお問合せください。 ○令和06年10月13日(日) 午後3時00分〜5時00分(第2会場) ○令和06年10月20日(日) 午後3時00分〜5時00分(笹塚会場) ★会場ご注意!不明な方はお問合せください。 ○令和06年10月27日(日) ★休講です。ご注意下さい。 ○令和06年11月03日(日) 午後3時00分〜5時00分(第1会場) ★会場ご注意!木刀を持参すること。 ○令和06年11月10日(日) 午後3時00分〜5時00分(第2会場) ○令和06年11月17日(日) ★休講です。ご注意下さい。) ○令和06年11月24日(日) 午後3時00分〜5時00分(第2会場) ○令和06年12月01日(日) 午後3時00分〜5時00分(第2会場) ○令和06年12月08日(日) 午後3時00分〜5時00分(第2会場) ○令和06年12月15日(日) 午後3時00分〜5時00分(第2会場) ○令和06年12月22日(日) 午後3時00分〜5時00分(第2会場) ★稽古納め。稽古終了後、忘年会を行います。 場所 東京都渋谷区 (詳細は申込み後に連絡いたします) ★間違えないように会場入り口の掲示板で、日時、部屋番号をご確認ください。 ★講習会に参加されたことがあり会場の場所が分かる方は自由に来て頂いて結構です。 費用 一般 初回 10.000円 次回以降 3.000円 会員 初回 5.000円 次回以降 3.000円 (学生 2.000円) 学生 初回 7.000円
次回以降 2.000円 ★過去の講習会やBABの合気上げ講習会に参加されたことのある方は、申し出ていただければ次回以降の費用でご参加いただけます。 講師 大東流合気柔術 錬体会 第二代総師範 有満庄司(アリミツショウジ) 吉丸先生の著書や会員用資料DVDを参考に一人稽古を積まれて参加されるとより理解が深まります。 道着または運動着などの動きやすい服装をご持参下さい。他には、メモと筆記具が有ったほうが良いと思います。 あと講習会中は十分に安全に配慮しており今まで事故や怪我などはありませんが、武術・護身技の講習でもあり無理をされますと思わぬ怪我をすることが考えられます。 講習会中の事故や怪我などは免責とさせていただいていますので、ご了承下さい。
以上、よろしく御願い致します。 合気錬体会総本部 有満(アリミツ) TEL/FAX 03-3378-6926 メール aiki-rentai@777.nifty.jp ◎合気錬体会総本部講習会 大東流合気柔術合気指南講習会御案内 公開講習会にて弛緩力(絶対に力まない伸筋制御運動)による大東流合気柔術をを基本から指導いたします。 1.伸張力基礎訓練法(上げ手を含む) 弛緩力というのは初級のうちは「力まない伸張力」と言い換えても良いのですが、残念ながらいまだに単に手を張ることとか突っ張れば良いとかのレベルで考えている人もいるようです。 一番多いのは伸びることを押すことだと考え違いしている方です。これは実際に指導を受けない限り、理解が難しいかもしれません。 また弛緩力というのは力(ちから)ではなく動きですからやわらかく連綿不断でなければならないのですが、力で伸ばす為に固く、すぐに止まってしまうのは似て異なる動きということです。 弛緩力は最初に真直ぐな動きを学ぶのですが、筋肉が伸びを覚えてきたら円(まる)く滑らかな動きに学習を進めます。 これにより滞りのない速い動きが可能になります。 特に、力まない手指と腕使いを学びます。 筋肉のコントロール、集中力、イメージ力、更に重さのコントロ−ルを学びます。 基礎錬体法 正中線で立つ、居つかない、肩の力を抜く、 集中力の養成、出る力を理解する、相手をイナス、 相手の力と動きをかわす・・・等々、武術に必要な ことを学習します。 2.体捌き、足捌き、手捌き 武術における重要課題です。 これを理解し習得すれば、実力が格段に上がります。 まず居つかない動きが基本です。 3.大東流合気柔術 一ヶ条 弛緩力(力まない伸張力)による大東流必須の基本技 を数手、精選して指導します。 講習日により色々と違った技をやります、お楽しみに。 (^-^) 4.大東流合気柔術 二ヶ条、三ヶ条 一元にない術理は二ヶ条、三ヶ条で学びます。 もちろん「合気をかける」=「弛緩力で崩す」 ということが大事です。 それで二ヶ条、三ヶ条から基本と応用技を数手精選し 指導教程に入れることにしました。 5.質疑応答 お気軽に御質問下さい。
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◎合気系武道の修行者の方々へ
「力で頑張られたら、動けなかった。」「技の速さでかなわない。」「体の大きい相手とはやりにくい」・・・等で困っていませんか?私もちょっと前まではそうでしたから、よく分かります。でも一人で悩んでいても年月だけ流れて何も解決しませんよ。もし一生懸命に稽古していているにもかかわらず一年前の自分となんら技術的に変化がなければ、それは同じ稽古を続ける限り10年たっても同じです。
では解決するにはどうすればいいのか?答えは簡単です。できる人に聞けばいいんです。身近にそんな人がいない?大丈夫。講習会に出れば必ず、答えのヒントが見つかりますし、習ったことを日々繰り返すうちに徐々に体が変わってきます。簡単な動作ですが真面目にやったほとんどの人は数日中に筋肉痛が出てくるので、それで実感するようです。
「どうやればいいのか?」そのヒントも感覚も感触も分からずに試行錯誤しても何も出てきません。
大東流合気武術宗範の故佐川幸義先生は、「技を見せたり、掛けたりするのは教えたも同然。」と滅多に手を取らせませんでした。それだけ体験することが大事だということです。 まず講習会に出て弛緩力を体験してみることです。腕力によるものとハッキリ違いを認識できます。
そして素直に教わった通りにやってみてください。パッと変わってしまう人もいますが、普通は半年位で少しずつ変わって上達してきます。それが自分でも分かりますから、面白くなってきてドンドン訓練すれば益々上達します。これを良循環に入るといい、弛緩力の特徴です。
弛緩力の会得には、年齢、性別、体格、力は関係ありません。そして速さ(スピード)も関係ありません。逆にゆっくりと静かにやるくらいの方がいいんです。自分の内部感覚を大事にして養成します。はじめは技が掛かったとか掛からないということも気にしないようにして訓練します。そうするうちに確実に変わってきます。そして急に技がよく効くようになってくるのが自分で分かるようになればシメタものです。
ちなみに講習会の講師の方、運動不足でちょっと太ってはいますがコワモテではありません(^−^)。ごく普通の良識人です、見るからに強そうな人を想像されて来るとガッカリしますから念の為(笑)。
あと錬体会の講習会はすべて、家庭用のビデオ機でビデオ撮影しております。ご了承下さい。
★佐川派合気講習会について
吉丸慶雪の弛緩力理論により故佐川幸義先生の60歳から75歳までの合気を再現いたしました。その根幹は弛緩力の体得にあります。
では弛緩力とは、どういったものをいうのでしょうか。
弛緩力とは植芝派合気道では呼吸力、中国拳法では勁力と呼ばれるもので、その実体は「力まない伸張力」です。
普通、人間は体を使う際に「屈筋の力感覚」に頼っています。物を持ったり運んだりする時の感覚といえば分かるでしょうか。これは小さいときから培ってきた感覚で簡単には変えることができません。なぜなら大多数の人はこの感覚に頼って生活しているからです。この「屈筋の力感覚」による動きをいわゆる「人間動作」とか「生活動作」と言います。
ところが特別な技能を要する職業やスポーツ・芸能・武術等で、極少数ですが年齢・性別・体格・力等に関係なくすばらしい技術を発揮される方がいます。この方々が使っているのが「伸筋の力感覚」による動きであり「弛緩力」といいます。
もう少し詳しく言うと「弛緩力とは、伸筋の力感覚に基づく力まない伸筋制御運動によって運用される柔らかく変幻自在な力」ということです。
佐川幸義先生の口伝に「力はあるほどよい。力まなければよい。」「技の上達には力まないことがもっとも必要である。」とあるように「力まない」ことを強調されています。また他に「攻めは一瞬に集力する。」「手の内、つかまれた部分に集力する。」とあります。
そして「力むのではなく、相手に力を加えることが大切だ。」と力の運用を強調されています。
佐川先生がこの口伝の中でいわれる力とは、明らかに腕力ではなく弛緩力(=呼吸力・勁力)のことを指しています。何故なら単なる腕力であれば、身体能力の高い方であれば見ただけで真似できるはずですが、いまだそういう話は聞きません。やはり師匠に触って掴んで実際に技を掛けてもらってという経験がなければ、感触も感覚も分かりませんから天才でもないかぎりは無理だと思います。
弛緩力の感覚は日常の力感覚と全くといって違いますから、やはり師匠から弟子へと伝える方法しかないと思われます。しかし今までは弛緩力理論が無かった為、師匠が認識していない場合には「もっと力を抜け。」とか「リラックスしろ。」としか言いようがなかったのです。また認識されている場合でも「力をもっと抜いたほうが良いが、単に抜くだけでは駄目だ。」と弟子が迷うような表現しかできませんでした。
それを弛緩力理論「合気錬体METHOD」は誰でも段階を踏んで上達できるシステムを作り上げることができたのです。これにより弛緩力を体得できれば、武術に限らず身体運動や芸事において人よりメキメキ上達することが可能です。
錬体会では皆さんに弛緩力の素晴らしさを知っていただきたいと講習会を開いています。タイトルは「佐川派上げ手講習会」とか「合気錬体法講習会」になっていますが、「弛緩力体験講習会」でもあります。
これは単なる武術や護身術の講習会だと思われずに参加されることをお勧めいたします。
合気錬体会総本部